05月11日(水)

新規動力の模索
<あと3日>

最後はこの小型モーターに託すしかありません


例によって、日記が大幅に滞ってしまい申し訳ありません。再開します。

絶望・・・ばかりもしていられません。かくなる上は・・・と、最後の砦ギアードモーターを取り出しました。実はこのモーターは8日前にねこにいプロダクツさんと風光明媚な場所へ出かけたおりに色々と相談に乗っていただき、「左右の機銃可動は難しそうですね。それなら私の行きつけの模型店に、確かギアードモーターというギアボックス組み込みの小型ユニットがありますよ」と紹介を受けました。早速行ってみると在庫が1個しかなく、「片方だけでは」と当惑したのですが、とりあえず購入してみました。ところが驚いた事に翌日の可動戦車模型愛好会東京オフ会で、まさにそのモーターその物を使って1/76クラスの戦車を動かす人が現れたので、詳しくお話を聞くと「秋葉原のジャンクショップで大量に売ってるよ」とのこと。3日後に秋葉原へ出かけ、教えてもらったお店で大量に購入(6個で¥1,000と格安)できました。

浅学な物で、そもそも何に使われているモーターユニットかはわからないのですが、小型モーターに減速ギアが2枚組まれているようで、1.5Vの電源でゆっくりと最終ギアが回ります。「これは使える!」と思ったのですが、実際に組もうとすると大変な事に気付きました。「ギアの山の大きさが小さい!」

我々が普通に工作模型で使っているギアはギアの一山の大きさがすべて同じ規格です(分りやすい例ではミニ四駆と同じ)。ところがこの小型モーターユニットは、もっと小さな山で組まれているのです。「げげっ!こんな小さなギアは見たことが無い」と真っ青。時間は例によって深夜12時を回っている上に(仮に日中でも、そんなギアを扱っている専門店は知りません)、もともとあと3日しかないという切羽詰った状況です。「見たことない・・・見たことない・・・ん、待てよ?・・そうだ!確か!!」

ガチャガチャと色々な引き出しの中を捜すと、ありましたありました「チョロQ(それもパチ物で1個\100)」が。確か、この中には小さな山のギアが入っていたはずです。小学生の息子のオモチャとしての役目も終えているので早速分解してみると、小さなギアが出てきました。試しに合わせてみるとピッタリ!捨てる神あれば拾う神ありです。

あとは勢いで削った貼ったを繰り返し、外側が小さい山のギア、内側が標準規格の8枚ギアという変換ダブルギアを作りました。この変換ギアが1枚あれば、あとは標準ギアを使ってギアボックスが組めます。

間に合うのかな〜

(2005/08/25)


え!?ギアの山の大きさが合わない! 深夜に探し出した息子のチョロQ(パチ物)を分解(^_^;)
内側のギアを削り落とし、隣の8枚ギアを接着します これで一般ギアと組み合わせられます!