05月08日(日)

可動パーツの製作(1)
<あと6日>

この日の大きなポイントは、これ!


いよいよ可動パーツの製作です。既成の組み立て説明書はありません。何度も何度も模式図を頭に描き、あとは現物合わせで進めます。

まずは砲塔旋回装置の組み立てです。ラジコンのサーボ用のギアと硬質ゴムベルトの組み合わせでいいのですが、専用の黒いギアがサーボ用ですので、直径が全く合いません。そこでカーモデルのジャンクパーツの中からハンドルのパーツを取り出し、この中心部を削ってなんとかスペーサーが出来ました。試してみると難なく成功!良いスタートを切れました。

次は受側の砲塔内側に硬質ゴムベルトギアを貼るのですが、オリジナルの砲塔のままでは深さが足りなく、貼る場所がありません。「ぴったり直径60mmの円筒形の物があれば・・・」ということで、気分転換も兼ねて物差しを片手に地元商店街に出かけました。まずはお約束の100円ショップに入ってみたのですが、その物ズバリがありません「お茶の筒のようなイメージですが・・・」。今度はいつもお世話になっている金物屋さんに行ったのですが、これまた見つかりません。「ガムテープの芯のようなイメージなんですが・・・」。

次にドラッグストアに入ってみると、なんだかありそうな予感!アッ!とみつけたのがプラスチック製の円筒型化粧クリーム。かなり良さそうなのですが2000円もします(^_^;)。「ケースがほしいだけで流石にコレはないよな〜」。次に見つけたのが綿棒が入ったケース。「これだ!間違いない!!」とそのままレジに直行しそうになったのですが、念のためとケースの成分表示を見るとPP(ポリプロピレン)の文字。これは全く接着不能の素材ですので、間違っても手を出してはいけません。

しかし神は見放しませんでした。同じ並びに今度こそ円筒形の綿棒ケース(じゃなかった綿棒)を発見しました!成分もPS(ポリスチレン)ですから問題なし!お値段も158円とリーズナブル!しかも綿棒ですから、すべて使えてムダがありません!

晴れ晴れとした気持ちで帰宅して、作業再開です。これを高さ20mm程に切断したいのですが、こんな時はやはりリューターでしょう。そして切断線を引くために、どこかのサイトで見て教えていただいた方法を早速試してみました。それは分厚い雑誌に油性ペンを挟み、対象物をクルクル回して線を引くといモノ。ペンの高さ調節は、挟むページを変えればいいので超簡単。これでトースカンという高級な道具は要りません。

さらに車体下部の内側にある突起もどんどん削り落とします。こうして順調に時は過ぎていきました(^_^)v

(2005/07/01)


右端の黒いギアを上のギアボックスシャフトにはめたい。
まずはカーモデルのジャンクパーツを・・・。
大胆に切り出します。
真ん中部分のみを使い、ヤスリでひたすら削ります。
最後に120度方向からそれぞれ削ります。 これで黒いRC用のギアにスペーサーとして咬ませそう。
タミヤ製ユニバーサルギアボックス
(金属製の初版)に装着。シャララララララと回ります。
これは??外周に線を引く簡易装置。
こうして綿棒ケースをクルクル回すと・・・。
こういった作業はリューターがあれば便利です。 現物合わせで高さを何回かにわたって切り出します。
車体下部内側にある様々な突起は→ これまたリューターなどを使って削り落とします。