「タミヤの動く戦車プラモデル大全」感想抜粋一覧


間もなく「タミヤの動く戦車プラモデル大全」発売から1ヶ月が経とうとしています。

元々爆発的に売れる本ではないでしょうし、逆に半年や1年経っても全く古くならない内容にしたつもりですので、細々と長く愛されればいいな〜と思っております。幸い、本の売行きも悪くはないそうで、そう遠くないうちに出版社側から嬉しい話が聞かれるかもしれないという連絡も受けております。

そんな中、本当に大勢の方から感想を頂きました。メール、BBS、SNSを始め、手紙、はがき、携帯メール、電話、直接など実に多岐にわたっています。いずれも筆者の所に直接届いたものですので、あまり悪く書かれる方がいないのは差し引いたとして、この感想も記録に残しておきたいのと、これから購入を検討なさる方の手助けになればと掲載いたします。

基本的にすべての方を匿名とし、ここに再掲載の許可を取っていません。もしも問題がある方は連絡を頂ければすぐに対処いたします。なお、膨大な量になるため、一部抜粋になっていることもお許しください。

(2008/06/22)


Aさん

やはりジャーナリスティックなご職業での経験が存分に生かされているのでしょうか、とにかくひとつの事象に対して検証に検証を重ね、疑わしきはゼロに戻ってまた検証し……の気の遠くなるような作業の成果が誌面に発揮されており、たぶんこれ以上の、しかも「モーターで動く戦車プラモデル」に特化した本はもう金輪際、出版されることは無いだろうと思える究極の内容になっています。またこの本で初めて明らかにされた事実や初公開のビジュアル的資料も満載で、読んでいて飽きることがありません。モーターライズの戦車キットが好き、または懐かしいと思う方以外にも、世代的にそういう原体験がなくディスプレイキットのみを楽しんでいらっしゃる方に、現在の精密キットの歴史がいかにして醸成されいったかを知っていただくことのできるお薦め本です。


Bさん

昨日、待ちに待った本をやっと入手しましたよ。まだまだ精読した訳では有りませんが、とっても感激しました。なんという素晴らしい本なんでしょう!特に感激したのは、ちゃんと正確に徹底的に調査し、かつパットンの様にモノグラムの名前さえ出すという「公正な検証」です。なぜあの時期にタミヤがモノグラムを・・・助手さんも色々悩まれたと思いますが、それを超えてあえて書かれた、それは他ならぬ、タミヤへの「真の愛情」だと思います。愛してやまない「タミヤ」、その「タミヤ」に恩返しの意味も込めて、正確に歴史を検証した本を出す、まさに「俺がやらなきゃ誰がやる?」、そんな助手様の意気込みが感じられましたよ。この本はまさに俊作社長がいみじくも言われたとうりの「バイブル」と呼ぶに相応しい内容を持っていると思います。本当にお疲れさまでした、また、古いプラモを愛する人達に素晴らしいプレゼントを頂き、心から御礼申し上げます。


Cさん

タミヤに、戦車に、動くに、絞った企画がわかりやすく内容的にも濃いものとなっており感動しました。またタミヤ年表は本当に長年にわたる助手さんの地道な研究成果と思います。タミヤという企業との出会いが人生の一助となった事は経営者として大変に勉強になりました。これからも仕事に趣味に頑張って下さい。有難うございました。


Dさん

長所 「田宮模型」への溢れんばかりの「愛」がなせる迫力。今までの模型ライターの域を越えています。
短所 「田宮模型」への溢れんばかりの「愛」の為に「模型」と言う部分が薄れて感じる。


Eさん

我らが助手さんの労作が遂に刊行されましたね!私は本屋に受け取りに行き、その場でパラパラとめくり即座に確信しました。この本はまさしく、私の座右の書になるであろうことを。裏表紙にもシビレました。あの傑作高荷パッケージがそのままジオラマ化されているではありませんか!TAC監督恐るべし!!(ビクターの再現も良かった!)お値段は多少張りますが、そんな事はどうでも良くなる内容の充実ぶりに、ただただジョボジョボしてしまいました。


Fさん

以前から、すぐに読めるようなものではないと伺ってはいましたが、文字の量、写真の数々に圧倒されました。本当にとても1日やそこらで読めるものではないですね。「ざっと見て感想を書こう!」なんて思っていましたが、その「ざっと」が気付くと2時間超えていて、読み飛ばした部分もかなりあるのに10数ページなんて具合です(苦笑)。きっと購入した他の方々は、ご自身の原体験と重ねたり、押入れからキットや完成品を引っ張り出しながら読んでいるんだろうなぁと思います。 最初は勝手にハードカバーだと思い込んでいまして、そんなこともあってか「あれ、思ったよりも薄いかな?」なんて感じましたが、逆に手に取りやすく思います。 数量と言えば、ここに出ているキットやカタログ等ほぼ全ては、助手さんお一人のモノですよね。「助手さんだから当然」と思いつつも、同時に「いやいやちょっとコレ、ウチには入りきらないよ!」な分量です。これらをずっと大切にし続けてきたのはすごいことです。 また、随所に「ご自身で楽しみながら書いておられるなぁ」と感じられるのが、何か読む側も嬉しく感じます。コラムの1番目は、きっと微笑みながら「再販、待ってます!」というメッセージを助手さん流に表現したに違いないと思っています。 それから、パンサータンクの砲口発光やビッグショットの弾丸発射などのギミックは、自身に体験が無い上、その解説が詳細なだけに「実際に見てみたいな〜」という気持ちが強くなりました。いずれご自身のサイトで動画で!…なんて検討してみて下さいませんでしょうか。


Gさん

本の完成おめでとう御座います。読者としても大変素晴らしい本を作って頂き深く感謝しております。 後書きにありました「こんな本が出たら自分は絶対に買う」という一言は、助手さんがタミヤのプラモデルにかけた情熱と愛情、そしてこの本を出す為に持ち続けた矜持を端的に表している一言として心に染みました。 タミヤに限らず、動く戦車の本としては空前絶後の情報量で、これは末永く戦車プラモデルのバイブルとして読み継がれるものとなるでしょう。実に素晴らしい快挙だと思います。 ページをめくる度、40年前の小学生のあの頃、タミヤのキットを手にした時の感動が鮮やかに甦ってきます。あの時代、あの空気、あの風景。今まで何処にどう眠っていたのかと思うような鮮烈な記憶の連鎖が、戦車のほんの一部分のラインやモールドから呼び起こされる感覚は言葉に出来ないものです。 本当にご苦労様でした。そして本当に有難う御座いました。


Hさん

完成おめでとうございます。ほんとに丁寧作られた本で感激しました。レイアウトの方も貴重な情報を満載しようと良くできた構成で読んでいて気持ちいいいです。私の年代だとほとんど木製のタミヤ製品には体験がなく勉強になりました。 この本読んでいると1960年代後半の事を思い出しました。タミヤのキングタイガーが出た当時、予告コマーシャルが「丸」に載り、一日千秋の思いで、待ち焦がれました。あの当時が懐かしいです。確かテアトル東京でバルジ大作戦を見た前後だっと思います。


Iさん

最初から最後まで、手抜き一切なし、凄まじい情報量「よくぞここまで!」まさにバイブル、素晴らしい本をありがとうございました。


Jさん

さっそく少し読んでますが、本当に素晴らしい内容ですね。とても一晩で読み終えられる内容ではありませんので、じっくり読んでまた感想を書きます。鬼戦車T34とのタイアップのチラシなんてあったんですね。たくさん売れれば、「タミヤの動かない戦車プラモデル大全」とかタミヤ以外の「戦車模型研究室」とかも出ますよね!みんな買いましょう!


Kさん

予告の定価からして、もっと分厚いのかな?と思っていましたが、手にとるとコンパクトにまとまっていて、こりゃひょっとすると・・と思いましたが、何の何の、中身が濃くて、これなら安い!というのが第一印象です。まだ、ざっとしか見ていませんが、あちこちに細かい史実がちりばめられていて、研究成果らしい内容になっており、ご苦労の跡が伺えます。プラモデルで面白いのが60年代初頭ですが、当時のキットの完成状態が大きな写真で見られるのもいいですね。プラモデルはブリキなどと違って華奢ですから、キット状態でしが見たことがないものが「そこに作ってある」ように見られることは大変意義深いものと思います。これだけオリジナルの状態の完成品を揃えるのはさぞ大変だったのでは?いや、恐れ入りました。今夜は遅くまでこの本につきあうことになりそうです。


Lさん

ペラペラとページを、めくっただけでもAM誌に連載の焼き直し版で無いことが一目瞭然でした。そして、各ページのそこかしこに助手様の「執念とこだわりとプラスティックモデルに対する愛情」が感じられ、殆どのモデルが『実体験』である私には感激で涙が出ました、いや、ホントにオーバーでなくです。こうした本を作って頂いた助手様と出版社様には心から御礼申し上げます。今晩から、1ページずつ噛みしめながらじっくりと読ませて頂き、当時の感慨に耽らせて頂きます。また、この本に触発されて多くの1/21〜1/25〜1/35の手つかずで保存しているキットを、私も今後少しずつ作っていきたいと思います。予約して配達して頂いたこの本を『永久保存版』としてもう一冊書店に注文したことも申し添えさせて頂きます。本当にありがとうございました。毎日少しずつ読んでいくのが日課となり、毎日の楽しみが出来たことに対しても御礼を申し上げます。


Mさん

以前から当サイト拝見させていただいておりますが、初めて投稿させていただきます。この度上梓された「タミヤの動く戦車プラモデル大全」早速購入させていただきました。AM誌の連載でも楽しみにしていた企画ですが、今回色々と加筆され、新たな企画も加わり実に素晴らしい本になりましたね。私、助手様よりちょっとだけ年上なのですが、ほぼ同じ様な体験をした年代ですので、まさにストライクゾーンです。思えば私が出戻ったきっかけは助手様が大きく関わられた「田宮模型全仕事」を手にしてからなのです。その直後にP120の1/35ラジコンタイガーTが出戻り一作目、動く模型でした。助手様、本業がご多忙にも関わらず、この様な素晴らしい本を出していただき本当にありがとうございました。ここ数日毎晩少しずつ楽しく読ませていただいております。今後とも益々ご活躍下さい。


Nさん

当時作ったキットがパンサーかタイガーか?もやもやしていましたが、今度の本に載っていた写真でハッキリとタイガーと解りました。決め手は砲塔底板部品のまるっこい形を覚えていたのと、完成写真が当時の記憶と一致したからです。パンサー・タイガーは共通部品が多いはずなのに完成した姿の印象はだいぶちがいますね、キット状態では解らないものです。今回の本のありがたいところがこういうところにありますね。感謝感謝です。しかし、パンサー・タイガーは3年間で100万台も売れたとはすごいですね。1日千台×30日で月に3万台。36ヶ月で凡そ100万台。実際の生産には休日や季節変動などありますので、ピーク時には1日に2〜3千台の生産をしていたものと思われます。今ほど自動化されていない当時の生産現場では、外注先からの受入、仕分け、検査、袋詰め、箱詰め、出荷用ダンボール詰め、出荷手配などバタバタしていたことでしょうし、他の木製キットや出始めたプラスチックキットもありますので、うれしいてんてこ舞い状態だったと想像できます。私は昔は工場勤務でしたので、製造現場の雰囲気は何となく察せられます。同じ忙しさでも生産高が上がるのは苦にならないもの、ましてやそれまで混沌としていた状態であれば尚更のこと、まさに再起回生の思いであったと想像できます。会社が成長していく姿というのは外から見ても気持がいいものです、それを象徴するかのようなパンサー・タイガー、その後のタミヤをぐんぐん引っ張っていく力強い戦車プラモデルになったんですね。私はたった100万分の1ですが、その中にあったということに改めて感慨深いものがこみ上げてきす。あの時代、裕福ではなかったけど、夢見る未来があったっけ・・、この本はいろいろなことを思い出させてくれます。


Oさん

一つ一つのモデルが深く掘り下げてあって「全仕事」とはまた違う面白さがありました。写真もAM誌のころを含めて撮りおろしばかり、カタログからの転載はなく、手に取ったことのないモデルでも新鮮に楽しめました。いろいろ懐かしいモデルがありましたが、私は年の割りに新参者でして、T-10が1/35初体験です。思わずリモコンバトル用に魔改造(失笑)したものがスクラップ寸前になってまだ実家のどこかに眠っているはず・・・掘り起こしてきてレストアしようかしらん・・などと思ってしまいました。一通り・・いやもう5〜6回通読しましたが、まだまだ楽しめる本です。すばらしい本をありがとうございます。


Pさん

ついに!ですね! 先日、田宮会長(!)がお饅頭のお裾分けと記念品を持ってきてくださいましたときにも話題に。本当に書籍に感心されてましたよ。嬉しそうに語ってらっしゃいました。大変な作業を漏れ聞いておりましたので、私まで嬉しくなりました。 子供の頃、動く戦車プラモデルで遊んだ多くのオジサマにとっても嬉しい本でしょう。ひとりひとりが最初に手に取り、ページを開いて「お!」って顔をする場面をのぞき見たいぐらいですよん。


Qさん

遅まきながら、自分も「タミヤの動く戦車プラモデル大全」を買いました。会社なら予約すれば、ちょっと安くなので予約したせいで購入が遅れました。小学校時代に、小遣いをためて買ったことを思いました。しかし、微妙にかすっていて、1/25のタイガーが一番印象にあり、その後は、自分の世代では、メインがMMに変わったので、箱絵を見てもピント来ないことが多かったです。この本はでも内容がすごいです。値段や日付や改修前後など詳細に調べていて、本家本元がもし作成してもここまで書けたかな???と思うほどでした。これを見たので、押入れで寝ている 1/25のタイガーのリモコンを作るかな?


Rさん

今週、ようやく落ち着いてきたので、休み時間に休憩室に持ち込み、パラパラと拝見させて頂きました。以下、その時の状況です。「お、これは良い資料だ、後でこのページをコピーしよう。」と付箋を挟み込む。(失礼な行為、誠に申し訳ございません。しかし、これが正直な状況です。)「おお、このページも・・。」「おっ、ここもだ。」このように次々に付箋だらけ。そのうちに付箋を挟むのも忘れて読みふけっていました。気がつくと小一時間が経過して、とっくに休憩時間は終っていました。そして、ため息をひとつ付き、先ほど挟んだ付箋を全て取り除きました。コピーをする必要がなくなったからです。買うことに決めたのです。「もっと落ち着いてじっくり読みたい。」そして「手元においておきたい。」と言う気持ちに駆られたのです。助手さんがご想像どおり、私はマニアではありません。本書を読みながら「あ、俺が昔、学校の飼育小屋で遊んだのはたぶんコレだ。」と、おぼろげながらに思い出す程度のごく一般的なプラモデルファンです。そんな私が熱中して読みふけってしまった程です。このような、本を出版していただき、本当に有難うございました。


Sさん

じっくり拝見いたしました。これだけの実物写真がすべてまとめて見られる本は、きっと、多くの日本のかつてのプラモデル少年には、大きな感動を与えるでしょう。また、過去を知らない人たちにも驚きの目で迎えられるでしょう。


Tさん

『タミヤの動く戦車プラモデル大全』を購入し読んでみると「アレ?この助手サンって○○の助手サン!?」とスグに思い、御社のホームページで氏名を確認させて頂きメールを出す事にしました。私もタミヤと言えばモーターライズ戦車でしたので、この本は田宮社長と同じでdictionaryになります。微力ながら自身ホームページでタミヤを紹介してますので御時間に余裕のある時に御覧下さい。それでは、またイベントまたは現場でヨロシクお願いいたします。


Uさん


助手さんご自身が書いておられるように、単にAM連載記事をまとめたものではなく、随所に加筆・訂正が行われ、さらには木製の戦車から最新キットに至るまで、しかも1/16〜1/48までの各スケールまでを新規で原稿を起こしておられ、これは数日で感想をお伝えするのは不可能と判断しました。そこで、本日はこの大著をモノにされた助手さんへの心からの賛辞と感謝の意を表明するにとどめる事にしました。是非、この「動く模型」に対する研究成果を、バンダイ・ニチモ・日東と続けていかれることを期待します。


Vさん


タミヤから発売された全動く戦車モデルが現物、パッケージ共々全部紹介されている。この中には私が生まれてはじめて一人で作った西ドイツ・レオパルド中戦車も載っている。当時は画期的な左右別々の駆動モーターがあり、前進後退どころか、その場での回転運動という戦車独自の動きも味わえる。よく砂の山とかを相手に遊んだ。残念ながら上京の際、実家に置いてったら、やっぱり知らない間に母に捨てられてしまい、随分母を恨んだものである。とにかく全動く模型が紹介されているので、模型ファンからしたら涙がちょちょ切れる一品である。なんとロングトムの弾丸発射メカニズムまで紹介されているのである。後半には助手氏自身がインタビューした田宮俊作社長とのインタビューも掲載されている。それによると、氏はセブ島のタミヤフィリピン工場まで取材に訪れている。デザインも凝っており、タミヤ模型おなじみの作る前にお読み下さいのキャラクターが、読む前にお読み下さいの目次のページに登場している。まさに氏の人生そのものと言った一冊である。


Wさん


本を今、手にして正直驚愕してます。はじめて見るキットばかりで写真、資料どれをとっても新鮮です。こんな気持ちを抱くのも、おそらく私だけではないと思います。今日は久しぶりに高ぶっています。恥ずかしい話ですが、まだ冷静なる自分を取り戻していません。少し時間をかけてゆっくり拝読したいと思います。助手様の増々のご活躍とさらなるご研究ご成果・発展を心よりお祈り致しております。ご本は『空前絶後』の専門書です。





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