タミヤショップ



実は今回の「I LOVE TAMIYA」展の目玉の一つがこのタミヤショップです。今回のために新たに作られた物も多く、会場限定品も見逃せません。

マニアの間で早くも話題沸騰の「ちびコロレーサー」は“ロータス30”と“フェラーリ246P”の2種類。お一人様1個限りでお願いしてあります。実はあまりの人気に一時的に品切れの可能性が残されているのですが、増産が決定し会期中に追加入荷されることになっています。もちろんこのあとの全国会場巡回でも販売されますので、東京会場に来られない方も焦らずにお待ちください。

会場で1000円以上購入の方にプレゼントは「パステルカラーの1/24ベスパ(スクーター)」です。3色のうちどれがもらえるかわかりませんが、このオシャレ感は相当なモノの様です。もちろん組み立てて良し、パッケージのまま壁にピンで飾りつけても良し、3色そろえてパーツごとに色の組み合わせを楽しんでも良しです。20代のカップルで来場した場合、ミニ四駆第一次世代だったりするわけで、「カワイイ!これアナタ作れるの?」「あたりまえだよ。懐かしいなあ。プラモデル良く作ったよ」「ステキ!」となっているようです(ホントか?)。

今回、ハクション株式会社の紹介するデザイナーの意見も一部取り入れられた新作タミヤグッズは、これまでにない遊び心あふれた物です。まだまだ女の子に根強い人気のカンバッジについにタミヤロゴが登場。なんと中期ロゴの黒丸タミヤマークが売れに売れています!今までは男の子用と思われていたツールボックスもシンプルなデザインにツインスターマークにしたら女の子の小物入れに使われそう、布製レッスンバッグも人気です。そして長らく待ち望まれていた携帯電話用ストラップが赤青2種類発売になりました。もちろん本家本元の“タミヤT”はラグラン袖タイプのツートンカラーのすっきりとしたデザインが新登場!女性スタッフが全員“着こなし”ています。

当研究室助手としてはタミヤアメリカグッズが販売されているのはショックでした(^_^;)。このグッズ類はアメリカ国内限定発売で、海外発送がないためアメリカの友人に頼んで船便で送ってもらったためにかなり苦労して手に入れたものが、簡単に置いてあるのです。全てのグッズが揃っているわけではなく他のグッズに比べてもやや割高ですが、海外から個人的に手に入れた身としては単品でこの値段なら十分納得です。

実は昨日夜に会場へ行き、展示物のチェックも落ち着いたので、このショップを2時間ほど観察してみました。一番人気はなんといっても“タミヤT”と“ちびコロレーサー”で、それこそ飛ぶように売れています。“カンバッジ”や“ストラップ”も予想通り順調です。そこで注目したのですが「一人で会場に来た若い女性が、展示物に刺激を受けて何か“キット”を買って作ろう」としているケースが多々あることです。当然ショップにもタミヤキットは置いてあるのですがスペースの関係でとても模型店のように十分な種類の品揃えではありません。そこはそれ、「女性が喜ぶのはこれではないか?」というキットがあらかじめハクション株式会社の女性スタッフの意見で揃えてあったのですが、見事にそのアイテムは早々に売り切れました。

そのキットは何だと思います?実はワイルドミニ四駆の「メルセデス・ベンツ・ウニモグ」と「マンモスダンプ」なのです。これが“かわいい”ということで多めに入れてあったのですがあっという間に売り切れてしまい、本日静岡から追加商品が届くことになりました。また、ショップの女の子に「どれがかわいい?」と聞いたら返ってきた答えが「はばたきカモメ工作セット!」。そこで奥のほうに積んであったこの商品を前に出し、さらにその場で一つ購入してレジの前でタミヤメディア課のU氏と一緒に10分で組み立て、見本品としてレジの前に置いてきました(ちょうどニッパーとミニ四駆ドライバーも欲しかったのでその場で購入して使いました)。なんだか一瞬模型屋さんになった気分でとても楽しかったのですが、果たしてどうなりますやら・・・それにしても、この「はばたきカモメ工作セット」の値段は700円。十分初心者に買いやすい値段なのですね。

(2002/03/19)


意外にも黒丸タミヤマークが人気。 確かにオシャレなデザイン。
携帯ストラップは各700円。 いつも大混雑です。
3色を組み合わせた作例も。 どの色がもらえるかわかりません。
笑顔の女性スタッフ。 「はばたきカモメ工作セット」完成品がレジに・・・。