模型に見るタミヤの歴史



会場を入ると、まず最初はこのコーナーからです。

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赤と青のふたつ星のロゴ。このマークが世の中に登場してから早いもので35年が経ちました。若い世代の方々にも斬新でカッコ良いツインスターは、現在30〜50代の働き盛りのお父さん達にとっても少年時代から憧れの的だったのです。今、世界中の誰もが認めるトップメーカーであるタミヤも決してすべてが順風満帆だったわけではありません。挫折から復活するサクセスストーリは多くの日本人の心を打ちました。大失敗に終わった初のプラモデル「大和」、起死回生の「パンサータンク」、世界が驚いた「ホンダF-1」、社会現象にもなった「ミニ四駆」。ベストセラーになった「田宮模型の仕事(文春ネスコ)」に出てくる"タミヤの歴史を語る上で欠かせないポイントとなったキット"が初めて勢ぞろいです。さあ、まずは"タミヤの歴史"をあなたの目でご覧下さい!

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今回の「I LOVE TAMIYA」展では、田宮模型全仕事の編集時にも発見できなかった本邦初公開!のものがいくつかあります

☆木製「戦車」
「中型戦車」より2年も前に発売になりました。これこそがタミヤのタンクのルーツです

☆1/800オールプラスチック「武蔵」初版
正直申し上げて、存在が確認されながら「田宮模型全仕事」の編集時に探しに探したのですがついに発見できなかったものです。2002年2月初旬、“やん”さんより当研究室に突然届いた1通のメールから大きく動きました。船体下部がメーカーで赤く塗られていた事実が判明!後日考察します。

☆ミゼットハウス完成品
またまたねこにいプロダクツさんの驚異的な精神力と技術の賜物です


詳しくは会場でどうぞ

(2002/03/17)


1955 木製「戦車」、「中型戦車」 初公開
1960 オールプラスチック1/800「大和」、「武蔵」 初公開
1961 スーパーデラックス1/350木製「武蔵」 一体成型の木製船体の美しさ
1961 発泡スチロールキット「ミゼットハウス」、「ミサイルタワー」 ねこにいプロダクツ製作
1961 1/35「パンサータンク」 完成品も同時展示
1966 1/24スロットーカー「ポルシェカレラ6」 豪華に4台の完成品。コースも
1967 1/12「ホンダF−1」 全部品のパーツパネル
1968 1/35「ドイツ戦車兵セット」 松岡寿一氏作例。凄い!
1969 1/25「タイガーT(リモコン)」 吉祥寺怪人氏のアイデア作例
10 1970 1/6「ホンダCB750」 もちろん組み立てチェーンを強調
11 1976 1/12RCカー「ポルシェ」 すべてはここから
12 1986〜 ミニ四駆シリーズ 108台の完成品!
13 1995 1/12コレクターズクラブ「ホンダF1 RA272」 会場で意外な人気!
14 2001 1/32リアルサウンド「零戦52型」 実演中!



こ、これは!?「戦車」 こ、これは!?「武蔵」