ボックスアート



会場には上記画像のように故・小松崎茂画伯のボックスアートが3点展示してあります。その素晴らしさについては今更論を待たないのですが、大きさが意外に大きいのに驚かれる方も多いでしょう。キットになったときの数倍の大きさで描かれています。

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プラモデルの箱に描いてある絵のことを「ボックスアート」と呼びます。昨年暮に亡くなられた小松崎茂先生を始め、高荷義之、大西将美といった素晴らしいアーティストがタミヤのボックストップを飾っています。さて、ここで注目。1974年にオイルショックと紙不足の影響で箱の大きさが一回り小さくなり、さらに「箱の中に入っていないものは描いてはいけない」という自主規制も始まって、ロンメル戦車のボックスアートからは前に走っていたサイドカーの絵が消えてしまいました!ここにある一見同じ絵に見えるペアはすべてその処理が行われています。どこが変わったか是非あなたも探してみて下さい。ちなみにキングタイガーでは少なくとも15ヶ所(!)の修正があります。参考回答はこのコーナーの最後に・・・。

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といったわけで、会場で本物を見ながら“間違い探し”が楽しめます。真剣に考えると全部で軽く30分はかかりますが、楽しんでいる方は多いようです(^。^)。

(2002/03/19)


ロンメルの前のサイドカーと・・・ テレビ局の取材も入っています。