スカッドA

初の1/35レジンキット製作、初のカステン連結可動キャタ、しかも電飾&電動走行を!


2007年、明けましておめでとうございますm(_ _)m。

昨年は4月に本業の勤務シフトに大幅な動きがあり、大きく生活パタンが変わった1年でもありました。自宅での自由な時間が極端に少なくなり、このWebサイトの運営やアーマーモデリング誌の連載も危ぶまれました。しかしそこはそれ、(Webサイトの更新はさらに悪化してしまいましたが)なんとか新作もいくつか出来ました。

年明けになりましたが、その中の一つを製作日記の形で紹介していきましょう、スカッドAです。実車については私ごときがここで長々と述べる立場でもありません。簡単に言えば戦後、ソ連が初めて開発したミサイル搭載&発射車両で、ベースは重戦車の傑作JS-2をベースにしています。

以前、ドラゴン社製のスカッドBを作った時から、「いつの日かスカッドAを作りたい」と思い続けたのですが。そもそもキットが世の中にありませんでした。そんな中、ポーランドの新興メーカーから1/35レジンキットが発売されたとの情報が・・・。現地サイトで直接ネット注文しようとしましたが、ポーランド語(?)なので???。結局M.S.モデルズさんに個別にオーダー代行をお願いして、待つこと2ヶ月程・・・秋になって待望のキットが届きました。

箱を開けて驚きました。なんと繊細なパーツ類なんでしょう!見るからに見事な精度です。それを見てムクムクと妄想が湧いてきました。丁度「動く戦車オフ会2006」の開催を控えた時期でもあったこと、さらにこの年のテーマが俺ガネフだったこと、さらに高見博士渾身の俺ガネフ告知ページに、あろうことかそのもののスカッドA(ロコ社の1/87)の画像が紹介されたことで心は決まりました。「このレジンキットをモーターライズ化しよう!」

これまでに多数の1/35クラスのレジンキットを作った方には“レジンキットを可動化する”とはいかに無謀(しかも2週間あまりで)な事かはお分かりいただけると思うのですが、レジンキットを作るのが生まれて2作目(1作目はこちら)ですから怖い物知らずです。「なんとかなるだろう(^_^)」とスタートしました。今、作り終えてからこの日記を書いていますが、結論から言えば「この5スターモデルズ社の(優秀な)レジンキットだから出来た」ということも言えると思います。かつてのレジンキットの代名詞でもある、反り、パーツの合いの悪さ、離型剤の落ちにくさなどは微塵も無く、ヘタなインジェクションキットより遥かにキッチリと組めました。

例によってこんな可動化には教科書が無いので、試行錯誤の連続です。その七転八倒振りもお楽しみいただければ幸いです。

(2007/01/06)


日付 内容 オフ会まで 更新日時 更新
2006/10/20 製作前の確認 あと16日 2007/01/06
2006/10/22 車体下部の工作(1) 〜上部転輪の可動化〜 あと14日 2007/01/13
2006/10/23 車体下部の工作(2) 〜ギアボックスの製作〜 あと13日 2007/01/13
2006/10/24 車体下部の工作(3) 〜ロードホイルの可動化〜 あと12日 2007/01/18
2006/10/25 車体下部の工作(4) 〜コイルスプリングの取り付け〜 あと11日 2007/01/20
2006/10/27 車体下部の工作(5) 〜モーターの設置と走行テスト〜 あと9日 2007/01/23
2006/10/28 車体下部の工作(6) 〜室内の工作(T)〜 あと8日 2007/01/24