1/35スケールM40ビッグショット
(モーターライズ・オマージュ1/21ビッグショット作品)
タミヤプラモデルファクトリー新橋店に展示させてもらってます |
皆さん既にご存知の様にタミヤから素晴らしいキットが発売になります!そう1/35MMシリーズNo.351「M40ビッグショット」です!! 2016年9月のある日、何の前触れもなく田宮俊作会長から宅配便が届き、開けてみるとなんとダンボール箱内側にプチプチ緩衝材を入れただけでランナーがぎっしりです いわゆる発売前のホワイトパッケージになる前の「テストショット」でした。あとで聞いたら国内に到着した最初の7ロットのうちの1つでした。 実は届いたのは9月24日の全日本プラモデルホビーショーの数日前でして、まさにホビーショー展示のための貴重な貴重なロットだったのです。 ビッグショットに関してはこのページをご覧になる方には説明不要のタミヤの歴史を語るモンスターキットです。 1/21M40ビッグショットの発売は1963年7月。定価1500円、総部品数440点、二つのハンドルを回すと鈍く銀色に光るアルミパイプの砲身が上下左右に自由に動き、弾丸発射に薬莢排出ギミックまでついた大型自走砲がリモートコントロールで自由に走り回る・・・まさに「伝説」にふさわしい内容で、当時の多くの子供たちにとって「買ってもらうどころか、おもちゃ屋の高いところに置いてあって触ることも出来ず眺めていた」夢のキットだったのです。拙著「タミヤの動く戦車プラモデル大全」でも堂々の表紙の真ん中を飾り、本文も見開き3ページを使って紹介しました。1963年3月生まれの当研究室助手にとっては同じ歳のキットであり、物心ついた時は既に絶版ながら隣町のおもちゃ屋の高いところに展示してあり、もちろん買えなかったという思い入れたっぷりのキットです。詳しくは「タミヤの動く・・・」をご覧ください。 あれから53年の月日が流れ、タミヤは遂にビッグショットをそれも国際スタンダードスケールの1/35で出してくれたのです。そのテストショットが届いたからには死蔵させては意味がありません。「私こそが表現したい」やり方で組むことにしました。そう「オマージュ1/21ビッグショット作品」です。“実車”に限りなく近づけるのではなく、“1/21ビッグショットのキット”に限りなく近づけるのです。もちろんモーターで走るように改造します。お披露目は11月19日のタミヤフェアとしました。 (2016/12/03) |
日付 | 内容 | 本番まで | 更新 |
2016/11/03 | 起動輪の改造 | あと16日 | |
2016/11/05 | 長軸六角シャフトの調達 | あと14日 | |
2016/11/13 | 車体上部の製作 | あと6日 | |
2016/11/15 | 車体の完成 | あと4日 | |
2016/11/16 | オマージュ塗装 | あと3日 | |
2016/11/19 | 静岡タミヤフェアでのお披露目 | あと0日 |
いきなり自宅に届いた中身。後で聞いたら国内到着した最初の7ロットの一つだそうです(汗) |
拙著「タミヤの動く戦車プラモデル大全」の表紙の中心はもちろんビッグショット。 |
米国アバディーン戦車博物館で実車に対面(2007/08/21) |
新製品のパッケージはこうなりました! |