07月28日(水)

屋外撮影 3 (晴天)

やっと思い通りの写真が撮れました。


「いい写真だったよな〜、あの環境では良く撮れたよな〜」と必死で自分を慰めても、やっぱりしっくり来ません。どうしても晴天で撮りたい気持ちは抑えがたく、行動に移してしまいました。

本来、日中の撮影となると、次の土日まで待たなくてはならないのですが、当研究室助手はちょっと変則的な仕事をしているのでチャンスは、わずか2日後の水曜日にやってきました。この日は早朝から働いていたので、13時過ぎに帰宅できたのです。朝から刺すような強い日差しで、まさに撮影日和。2日前と同じ多摩川河川敷の某野球グラウンドへ一人で向かいました。

「お〜!まさにこの感じ!」誰もいない野球グラウンドのマウンド付近は、より細かい粒子の砂がまかれており、自分のイメージにピッタリです。一人でカシャカシャ撮り始め、「これこれ!これを撮りたかった!」の思いは増すばかりです。しかし・・・何かもう一つ足りません。「・・・やっぱり砂煙を上げて走っているシーンが撮りたいよなあ〜」と勝手な事を考えてしまいます。

「あの〜、もしもし・・・。いつも突然ですいません。いえ、あの、念のために聞きますが・・・」
「はい?」
「今、どこにいらっしゃいます?」
「はあ?」
「いえ、あの・・・なんだかいい写真が撮れないかな〜と、おとといと同じ場所に今、立っておりまして・・・」
「え〜!!ちょっと〜!今から!!!??・・・。なぜか今、川崎で仕事が終わったばかりですけど、え〜っ!」

電話の相手はもちろんDr.スクラッチさん。20分後には「ホントに、も〜!」とブツブツいいながらも、冷たい十六茶の500mlペットボトルを2本持った、半ズボンの紳士が河川敷に現れました。

思えば、このフルスクラッチ計画の最初からかかわっていただき、文字通り最後の最後までお世話になったDr.スクラッチさんでした。何度も何度もお礼の言葉を申し上げます。ありがとうございました!

(2005/02/11)


ギラギラした太陽の光が画像からも受け取れます。
フロントウインドウやボンネットのすべて自作した小物が映えます。
砂煙を巻き上げながら快速走行します。
実車のデモンストレーションビデオでもこのぐらい激しく走行していました。
陽炎まで浮かぶ(?)かの暑い1日でした。
大型スケールのフルスクラッチならでは。銘板のステッカーはまるで本物のようです。
一瞬、実車に見えてくれれば嬉しいのですが・・・。でもタイヤの刻印は・・・(^_^)。
この車両には晴天の太陽光の撮影が一番ですね。


こんな写真も撮ってみました。


気持ちよく撮影できた当研究室助手はもう怖い物ナシです。丁度1ヵ月後に東京ビッグサイトで行われる「ワンダーフェスティバル2004夏」に、大胆にも持ち込む事になったのです。

ワンフェスといえば、当研究室助手にとってとてつもなく敷居の高いイベントだったのですが、数年前からアーマーモデリングがブースを出すようになって、一気に入りやすくなりました。そう、そのアーマーのブースに展示してもらえる事になったのです。

ほんの半年前までは、まさか自分がワンフェスの作品展時側になるとは思いもしなかったのですが、勢いとは怖い物です。一人前にブースの内側に立って来場者に説明までして、いっぱしのディーラー気分まで味わわせていただきました。仕事の関係で最後までは会場にいられなかったのですが、当研究室助手が会場を出た後に、なんとあの大塚康生先生がブースにいらっしゃり、軽装甲機動車をご覧になったというのです。しかも「よくできてるねぇ!」と褒めて下さったとか・・・あわわわわ・・・・なんだかまた、いきなり「あがり」に向かっている・・・(^_^;)。

こうなったら、ホントに怖い物ナシだ!・・・と、当研究室助手は秋にさらに大胆な行動に出たのでした・・・。

(2005/02/11)


8月29日(日)。ワンダーフェスティバルのAMブースに置いていただきました。
なんと!あの大塚康生先生もご覧になられ、「よくできてるねぇ!」とのお言葉が・・・。