07月03日(土),14(水),19(月)

屋外撮影 1 (海岸、朝霞・陸上自衛隊)

この場所に置ける日が来るとは・・・。


肩の荷が下りるとはこのことでしょう。すっかり気が楽になった当研究室助手は色々と動き始めます。

まずは海岸での撮影。そして日を改めて朝霞の陸上自衛隊広報センターにも向かいました。この日は金子辰也さんとアーマーモデリングの小泉編集長にも一緒に来ていただきました。4ヶ月前に突然やってきて丸1日かけて素人取材をした軽装甲機動車の試作車両と、ついに対面です。自衛隊の広報担当の方も喜んで下さいました。

閉館時間とともに場所を池袋に移して「軽装甲機動車感謝の夕べ」を行いました。といっても何も特別な物ではありません。お世話になった方々に完成披露を兼ねての飲み会です。毎年タミヤモデラーズギャラリーが行われる“聖地”池袋東武デパート屋上のビアガーデン(^_^)で決行されました。金子さん、小泉編集長、Dr.スクラッチ野沢さん、アーマーモデリング・スーパーバイザー土居さん、天才?モデラー平田名人、AFVモデラー柴田さん・・・美味しいお酒でした。


東京湾をバックにすると、独特の雰囲気が出ます。
カメラレンズの地上高さと距離を変えるだけで、また違った表情が。
フィッシュレンズ気味に。車体後部の銘板ステッカーがリアルで効果的。
実際の建物とも距離感を保てばそれらしく・・・。
遂に来ました、朝霞陸上自衛隊広報センター。バックには本物の74式戦車。
採寸、撮影とお世話になった軽装甲機動車試作車両のボンネットで。
実物の89式装甲戦闘車、96式装輪装甲車の後ろで。


何回目の乾杯?


しかし、当研究室助手には毎日軽装甲機動車の感動を噛み締めている暇はありませんでした。水モノオフ会2004の開催が、この「感謝の夕べ」から5日後に迫っており、既に数日前から掛かりっきりモードに入っていたのです。この時作っていたのはエアフィックス社のオールドキット1/600ヘリコプター空母モスクワです。お世辞にもシャープなモールドと言えないこのキットを、エッチングパーツを使ってどこまでディテールアップ出来るかにチャレンジしておりました。

楽しい水モノオフ会も無事終了し、せっかくだからと2次会にフルスクラッチ軽装甲機動車を持ち込みました。皆さん、とても喜んで下さりホントに幸せだったのですが、ふと「動かしてみよう!」とする時に小さな衝撃が走りました。

元々1/12RCコンバットバギーXR311のシャーシですから動くのは当たり前ですが、当研究室助手にとっては「とりあえず動く」こと以上のものは何も求めていませんでした。モノがモノだけに高速走行させる必要もありませんし、何より操縦技術もありません。しかし水モノオフ会に集うメンバーの中にはRCカー操縦のスペシャリストも何人かいらっしゃったのです。その一人、弟子60さんが「え?いいんスか?」とプロポのスティックを握ると、しばらく動かしてマシンのクセをつかんだと見るや、いきなり高速走行が始まりました。

それまで助手自身が操縦したのは“人間が歩くより遅い速さ”程度しかなかったので、目の前の光景に唖然。「メカの調整をすればもっと速く走りますよ」との言葉に、思いもかけなかった我が子の姿を見たかの思いでした。このシーンが頭から離れなかった事により、秋にはまた無謀な事をやってしまうのですが・・・。

(2005/01/31)



水モノオフ会2004参加作品。水中モーターで走行。 1/700の水兵を始めとしたエッチングパーツの嵐(^_^;)
水モノオフ会の2次会でお披露目。 は、速い!カメラが追いつかない・・・。