06月22日(火)
<本撮影まであと03日>

無塗装完成状態でのスタジオ撮影

ついに、この日がやってきました・・・


人間、約束したら守らなくてはいけません。

何事も締め切りがあるというのはいいですね。沢山の方々がそれに向けて動いているわけで、間違っても迷惑をかけてはいけません。そんなわけで、とにかく出来ました。出来ました。出来ました。出来ました。出来ました。出来ました。

アーマーモデリング誌に掲載される作品を全て撮影している都内某スタジオに直接持ち込んで撮影してもらいました。プロの撮影台、照明でセッティングされ、35mmではないプロ用の大判フィルムで撮影されていきます。パシャ、パシャ・・・と静かに響き渡るシャッター音を聴きながら、楽しく充実した日々をガラにも無く思い返しておりました。

すべての撮影が終了したところで、お願いして照明をそのまましばらく残してもらい、持参した私物のデジカメでカシャカシャ撮らせてもらったのが下記の画像です。当然、雑誌に本掲載された後にHPで公開するのが礼儀と認識しておりましたが、まさか半年も後になってしまうとは反省です。

ライティングが素晴らしいので、一瞬勘違いしてしまいそうですが、あくまでも“素人”の当研究室助手が作ったものですので、どうか温かい目で見守り下さい。

(2005/01/13)


ワイヤーカッターを立てた状態。ドアのゴムベルトはサマワ派遣車両には確認できていません。
左側後部画像。上部に付くパイプフレームは3mm丸棒をロウソクであぶって曲げました。
右側後部画像。スモークディスチャージャーの取り付け金具が見える。
すべての寸法を、実車を測定して生まれたプロポーションに満足。
上部ハッチ防弾板に取り付けられた手すりは、ステンレスパイプの両端をつぶしたもの。
ボンネットのコマゴマとした密度感が、まずまず再現されたのではないでしょうか。
サイドミラーは実車同様折りたたみ可能。付属するサブミラーも上下に動きます。
ディテール重視のため可動は断念した自作ワイパー。ブレードのバネも再現してあります。
数枚の写真をアナのあくほど見つめて作ったワーヤーカッター。折りたたみ可能です。
ドアの内側にギザギザに飛び出しているリムの製作に悩んだ時期もありました。
後輪のマッドフラップ(泥よけ)は、アルミ板とラバーシートのハイブリット素材。
製作過程で、その構造まで理解できた給油ハッチ。
後部ウインカーはこの後、裏側に彫刻を施されます。
用途不明のハッチカバーはクリアレンズのバリをそのまま残して取っ手を再現。
初めてのキャスト複製も良い思いでになったタイヤホイル。