10月20日(木)
<あと30日>

失敗は成功の元

今度は完璧に0.3mmプラバンを貼れました。
もう何十回やれと言われても完璧にこなせる自信があります(^_^;)
当たり前かもしれませんが、繋ぎ目を完璧に処理できました
画像では3枚のプラバンを貼り合わせていますが、繋ぎ目が全くわかりません
指で触ってもわからないほどです
確かに回り道をしましたが、結果的におつりが来るほどの仕上がりでした。
これから遅れを取り戻すだけです。
気分が乗って来るとサクサク作業が進みます
プラバンに改めてカーボン紙を使って図面を写します
ホントはここまで濃く写すと、後で消す作業が大変になるのですが
それはその時の自分が悩むでしょう
今のところは先が見えている図面が存在する方を選択しました。


「失敗は成功の元」
「ミスは誰でも犯す。その時にいかに素早く認め、最善の策を打つか」

今回は特に痛感しました


そもそも糊付きスチレンボードは、
福島第一原発1号機原子炉建屋の外壁で使っており
その特性は理解しているつもりで、あの時はちゃんとやっていたのですが
今回は甘く見て忘れていました

糊付きボードに大きな紙を貼る場合は
いきなり全面のカバー紙を剥がすのではなく
中央部分に幅2cmほどの帯状に切り込みを入れて剥がして
その部分を慎重に位置合わせをして貼ってから
残りのカバー紙を剥がして貼るんです
こうすればズレも無いですし、シワもない

これを忘れて、一気にカバー紙を剥がしてしまったのがそもそもの失敗でした
1枚目がそれでも上手く行ったもので、2枚目も調子に乗ったら
位置合わせをする時に反対側に注意力散漫になりペタッと・・・




東急ハンズの往復と店内散策で2時間以上掛かってしまいましたが
新たな材料も発見し購入する事が出来ました
最終段階で大きな力を発揮してくれることを願っています


さて、帰宅して早速作業再開
皆さんも携帯メールを打っていて誤って途中で消した経験はありませんか?
一瞬絶望するのですが
改めてゼロから打ち始めても、携帯が打った文字を覚えていて
勝手にどんどん文章が出来上がる
ちょうどあんな感じで、一度やった作業ですので
驚異的な早さでサクサク作業が進みました

今回は0.27mmプラペーパーをやめて0.3mmプラバンにしました
厚さは基本的に全く変わらないですし、何よりも下の凹凸などを
拾わずにフラット面を確保してくれるのがメリットです
そもそもなぜ最初からプラバンにせずに貴重なプラペーパーにしたかというと
「手持ちに0.3mmの大判プラバンの在庫が無く、0.27mmのプラペーパーは沢山あった」
というものでしたので(汗)、東急ハンズで0.3mmプラバンを購入してきました

今度こそ慎重にカバー紙を中央部分で2cm程の幅で切り離して剥がし
まるで職人技の様にピタリと貼る事が出来ました
プラバンにして良かったのは、硬さがあるので
2枚目を貼る時にエッジ同士を押さえて合わせながら貼れば
繋ぎ目が全くわからないほど綺麗に処理できたことです
軽くパテを埋めてサンドペーパーでヤスれば完璧でしょう
プラペーパーではこうならず、繋ぎ目の処理も今後の課題でした


手順書が無いフルスクラッチでは
「どう作業するか」をゼロから編み出すことに大変多くの時間を費やします
通勤途中や勤務の合間もいつも考えており
あっ!とアイデアが浮かぶこともしょっちゅうあります
大概はあとで見るとなんとも思われないものばかりですが
こればっかりは、実際にやった人で無いとわかりません
そこが楽しいんですけどね

これから出社しますが、本日は東京電力の本社記者会見2連発です
ニコニコ動画でいつも生中継しているので、実は毎回映っています
質問する時は社名と氏名を名乗りますからね

間に少々時間ができるので
原発関連の資料が閲覧できる団体の場所に行き
新たな資料も発掘してきます

(2011/10/20)