5月05日(木)
<あと9日>

各階フロアーの製作

実物はコンクリート製のペデスタルに配管が通る穴を開けます
この部分はそれまでのどんなポンチ絵でも模型でも省略されていました。
ペデスタルの中に置く圧力容器の位置決めはかなりシビアなものになるので悩んだのですが、
見えない裏側にエポキシパテを丸めて固定しました。
出来てしまえば何でも無いように見えますが、そんなことは多々あります。
東急ハンズの透明球体が更に素晴らしいのは
同寸法で囲む発泡スチロールパーツも販売されていること
しかも厚さまでピッタリです。信じられませんでした。
壁も仮組みして、ようやく全体像のイメージが湧いてきました。
各フロアの切り出しです。床の厚さも階数に応じて正確に再現します
焦らず図面を引いて切り出します
まだまだ仮組みですが、地下部分に圧力抑制室を配置します。
5階から上の壁の厚さの違いも正確に再現します。


連休もこの日まで。とにかく計画的な工程表など無く、出来るところをひたすら全力でといった感じでした。

それぞれの寸法は出るのですが、固定方法をその場その場で考えることになります。最終的に正面から見た時に見えるものを可能な限り正確に作るというスタンスを守り続けたことが、締め切りまでの納入ということにつながりました。

この頃になると目の前に立体物として組み合わされたそれぞれのパーツの役割がわかってきます。スケールが1/144というのはわかって作っているわけで、1/144スケールのフィギュアの大きさが頭に入っているだけに改めてその巨大さを再認識していました。

(2014/01/13)