5月03日(火)
<あと11日>

格納容器の製作

外壁の内側の構造を描き込みます
圧力抑制室は初めて購入したホットボンドで製作します
圧力抑制室がホットボンドで繋げられました。位置を確認します。
格納容器の円柱部分の部材が見つかりました!いずれもサイズはピッタリなのですが
両サイドの容器はポリプロピレン製なので接着ができず使えません
中央の黒炭綿棒は、フタの形まで絶妙です
真ん中の黒炭綿棒のケースがポリスチレン製なので使えました!
高さが足りないので2個購入して繋ぎ合わせました。
当然最初はこのように接着して貫通していませんが、レーザーカッターで開口します。
切り開いた後はひたすらサンドペーパーで磨き上げます
どうしても出来てしまう隙間には瞬間接着剤とパウダーで穴埋めします。


祝日で丸一日使えるので、色々なことを平行して進めます。側壁になるパーツは糊付きのスチレンボードを使いました。
5階までが厚いコンクリート壁で、5階から上はトラス構造の比較的薄い壁です。そのため3月12日に発生した水素爆発では壁の弱い5階から上の部分だけが吹き飛びました。

圧力抑制室は初めて購入した道具であるホットボンドで溶着します。実物も溶接されているので荒々しさをそのまま残します。奥に入って見えない部分は時間を考え作らないことにしました。完成させることがプライオリティーです。

集中しながらもずっと不安だったのが格納容器の上部の円柱部分の部材が見つからないこと。直径64mmの円柱を頭に入れて色々な店を回るのですが、そのうちに定規を使わなくても見ただけで64mmがわかるようになりました。時間がない中で気分転換も兼ねて地元の商店街も周ります。そして灯台下暗し、いつも買う綿棒のケースがピッタリなことを発見、どうしても長さがあるものを探していたので、高さの足りない物には目を配っていませんでした。しかし喜んでばかりもいられません、興奮しながらケースの材質を見るとPP(ポリプロピレン)と書いてあります。これではぬか喜び、この材質は接着や加工ができないの諦めるしかないのです。念のため購入しましたが期待薄、しかし次の店で決定版を発見しました。通常より割高の黒い綿棒のケースを持ってみるとしっかり硬い。材質を見るとPS(ポリスチレン)と書いてあります。これならOK!しかもケースのフタが、まるで格納容器のフタのためにあるかのような形をしています。高さが足りないのは2個買うというなんでもないことで解決しました。

しかしいちいち感動している暇はありません、どんどん組み立てていきます。球体の上に円柱を瞬間接着剤で固定し、隙間は専用の微粒子パウダーを充填し、これも瞬間接着剤で固めました。


(2014/01/13)